水が凍る=霜の発生温度?
「水の凍る温度は0℃」というのは、小学生でも知っている常識ですが…
実際にはきっかけがなければ、氷点下でもなかなか凍りません。
この状態を「過冷却現象」といい、純水なら -20℃くらい、小さな水滴なら ー10 ~ ー5℃ にならないと凍りません。
実は、植物の霜害の最大の原因と言われているのが「氷核形成(活性)細菌」。
この細菌が出す「氷核活性物質」は水を凍りやすくする作用を持っており、
水滴温度なら ー3 ~ ー2℃で凍らせるのです。
※参照:「天然素材工学研究室」過冷却促進物質(抗氷核活性物質)とは
http://natural-mater.life-bio.kandai-u.jp/research/about-supercooling
氷核形成(活性)細菌による霜害
この細菌は自らを氷で包むことにより、寒さから身を守り、更に凍結により植物上皮の
損傷を引き起こし、細菌が霜の下にある植物組織の栄養を利用します。
これが農作物の細菌病の一因と考えられています。
では、この細菌が引き起こす霜害は、どう対策すればよいのでしょうか?
バイオスティミュラント資材を使った霜害対策
アグリバイオ事業部で取扱いしている資材のメーカーさん情報(ユーザーさんテスト済み)によると、霜害 最大の原因「氷核形成(活性)細菌」の駆除に下記資材の組合せで、効果をあげているそうです。
使用する資材は
2,000~3,000倍希釈
1万倍希釈
1万倍希釈
④展着剤(アジュバンド推奨・ドライバーなど)
メーカー指定倍率で希釈
で、①~④を混合して葉面散布。
降霜時期1~2週間前から、2週間間隔で散布。
①~③の資材については、上記の商品名からジャンプ。
または「商品情報」のページからご確認ください。
霜害で農作物が出荷できなくなる前に、是非お試しください。
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