YGイーストガードの特徴
①樹体の活性化:βグルカンによるオーキシン活性に伴う、養分吸収、及び生長促進
②還元力:有用微生物が活性化する、200mV~±0mV 近辺への土壌酸化還元電位の誘導
③抵抗性誘導:酵母細胞壁由来成分による、植物の抵抗性誘導発現(エリシター活性)
成分量:リン酸全量5.0(内、水溶性リン酸4.1)/カリ全量4.0(内、水溶性カリ4.0)
①樹体の活性化
植物ホルモンである「オーキシン」を活性化させますが、既存の植物ホルモン剤のような単独的な作用でなく、その他のホルモンであるジベレリンやサイトカイニンを生み出すプラスのフィードバックを強化します。オーキシンが活性化すると、カリウムが吸収促進され膨圧が高まることで葉が立ち、植物体の先端まで水溶性養分が引き上げられます。
②還元力
有用微生物が活性化する、200mV~±0mV 近辺へ土壌酸化還元電位を誘導します。
【酸化還元電位が下がると吸肥効果も向上】
【Eh】(【酸化還元電位】)
土壌の酸化還元の強さを表す単位で、酸化還元電位とも呼ばれている。土壌はEhの値が大きいほど酸化状態、小さいほど還元状態にある。
通常、畑地のEhは+0.6~+0.7V(+600~+700mV)であるが、湛水下の水田土壌では有機物により酸素が消費されるため還元が進み、-0.2~-0.3V(-200~-300mV)くらいまで低下することがある。土壌中の物質は、酸化および還元によってその型を変える。その結果、土壌の肥沃性や有害物質の量などが影響を受ける。
※「土壌肥料用語事典」(藤原俊六郎ら編集・農文協)より抜粋
③抵抗性誘導
ビール酵母細胞壁を構成するβーグルカンの断片を植物が認識して、病原菌に感染したと勘違いをおこします。そのことが様々な植物生理を活性化させ、根の生育を飛躍的に向上させます。
ビール酵母細胞壁について
詳しくは、アサヒバイオサイクル㈱のWEBサイトをご覧ください。開いたページをスクロールすると、最下部に説明動画も掲載されています。
YGイーストガードの標準的な使用方法
灌水
葉面散布
反あたり月間使用量 200g~500g
3,000~5,000倍希釈・月2回程度
※使用に際し、アイアンガードまたはアイアンガードアクア、K3との混用をお勧めしています。混用することで、より効果が発揮されます。