top of page
M-01複合乳酸菌 よくある質問
Q.M-01複合乳酸菌の主な特長は何ですか?
M-01複合乳酸菌の特長は、大きく分けて6つあります。
①連作障害防止:複合乳酸菌が土中に投入されると微生物の拮抗作用で、有害菌の増殖を抑制し連作障害防止につながります。
②土壌改良:微生物が有機物を分解する時に出す粘性物質によって、シルト土と粘土が団粒状に糊付けされ、土壌の団粒化を促します。
③病害抑制:乳酸菌が糖類を分解してつくる乳酸には抗菌効果があり、葉面でも土壌中でも病原菌の繁殖を抑えてくれます。葉面散布することにより各種病害を抑制します。
④成長促進:有機物の分解能力が高いため、土中の未熟有機物を急速に腐植化します。微生物によるアミノ酸や酵素、植物ホルモンなどの生成により、発根を促進し成長を促します。
⑤旨味向上:乳酸菌がつくる有機酸は土のミネラルを溶かしキレート化します。ミネラルなど肥料成分の吸収性を高め、生産物の旨味向上につながります。
⑥収量増加:病気を抑制し生育のばらつきが少なくなることにより収穫率が向上し収量増加につながります。果菜類においては成り疲れを防ぎます。
Q.M-01複合乳酸菌には、どんな菌が含まれているのですか?
M-01複合乳酸菌には、乳酸菌、酵母、酢酸菌を中心に、多様な有用微生物が含まれています。その多様な有用微生物の相乗効果で、団粒構造の促進や有害菌の抑制など、土壌環境改善効果が期待できます。
Q.どんな作物や時期に使えますか?
あらゆる植物にお使いいただけます。収穫期間の長い果菜類や、回転数で勝負する葉もの野菜、連作障害の多い作物など、広範囲の植物に適しています。土づくりや生育初期にはじまり収穫前まで、すべての生育ステージでお使いいただけます。また、連作障害で土壌消毒をされる場合は、必ず土壌消毒後に施用するようにしてください。土壌消毒で失われた微生物相を、M-01複合乳酸菌が回復させるので、連作障害対策に役立ちます。
Q.使い方は簡単ですか?
土づくりでは、原液換算5リットル/反 を希釈して散布。育苗期や栽培期間中 通常100~150倍に水で薄め、植物の根の周辺に潅水・散水したり(点滴チューブでもご使用いただけます)、農作物全体へ葉面散布でもお使いいただけます。土壌病害などが発生している場合は、高濃度(50倍)で潅注したりする特殊な方法もあります。肥料成分は入っていませんので、濃すぎても肥料分過剰になる心配はありません。(製品出荷時の原液はpH 3.8程度です。高濃度の希釈水の場合は、植物に直接かからないようご注意ください)
Q.M-01複合乳酸菌は濃くやれば1回で効果がでますか?
人の手を加えている畑というのは、菌が偏りやすい傾向にあります。
偏った畑に、菌が偏って繁殖するのは当然のことです。その偏った微生物相をもとに戻すためには、可能な範囲で回数多く施用するのがポイントです。また多様な有機物をエサとして施用するのも、M-01複合乳酸菌の効果を出すコツです。
Q.効果的な使い方はありますか?
M-01複合乳酸菌に含まれる有用微生物が活発に働くためには、エサとなるものが必要です。堆肥や有機肥料でそれらを補うことで、有用微生物の生育が劇的に変化します。液肥やミネラル資材との混用は可能ですが、強酸性や強アルカリ資材との混用は微生物の働きに影響しますのでご注意ください。ベンチ栽培などでも使用できますが、培地が微生物の定着が悪いロックウールなどの場合は、効果が見られない場合があります。
Q.葉面散布も効果がありますか?
M-01複合乳酸菌が葉面上に広がることにより、有害菌の活動や繁殖を抑制します。(すべての有害菌に効果があるものではありません)
Q.使用方法、保管方法で注意することは?
生きている微生物群ですので、殺菌剤と混ぜて使わないでください。殺菌剤等の農薬を使う場合は、数日間隔をあけてお使いください。直射日光や高温下、また凍結温度で保存しないでください。また、購入後は6ヶ月程度で使いきってください。やむを得ず長期保存する場合は、10℃以下で保存していただくと休眠状態になり、ある程度長持ちします。まれに白いクズのようなものが出来ることがありますが、微生物がつくるコロニーです。お使いいただいて問題ありません。
上記以外にもご質問がございましたら、お気軽にお問合せください。
bottom of page